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うどん まるごと循環

 

「彦江」 が止めてからもう2年が過ぎました。子供の頃から彦江のうどんで育ち、うどんなら毎日3食でも飽きない自信がありましたが、あれ以来、うどんは片手にも足りない位しか食べていません。人間環境が変わればそれに慣れてしまうものですね。それともわざわざ遠くへ食べに行くのが単に面倒くさいだけなのかもしれません。
  彦江で思い出すのは彦江の裏・我が家の前の小川です。彦江の排水がその小川に排水口から白い排水が流れ出ていたことです。私の子供の頃にはそんな排水が問題になることはありませんでしたが、今では香川のうどん屋さんにとってはその排水の処理の設備投資もかなりの額になり頭を痛める問題なのだそうです。それで営業を止めるところもあるそうです。
  そんなことを思い出させるような記事がありました。

  YOMIURI ONLINEより  2012年1月14日

  うどん まるごと循環 残り物 肥料やバイオ燃料に

 うどんの切れ端や食べ残しからエタノールを作り、うどんをゆでる燃料として活用、省エネとごみ減量化を進める取り組みを、県内のうどん店や機械メーカー、NPOが4月から始める。名付けて「うどんまるごと循環プロジェクト」。関係者による初会合が13日、高松市であり、「うどん県」ならではの循環モデルの確立を誓い合った。(田阪綾子)

計画では、高松市の機械メーカー「ちよだ製作所」が開発したプラントで、うどんを発酵させ、エタノールを抽出。うどん店で燃料に使う。

 残りかすは堆肥や液肥に加工し、うどん用小麦「さぬきの夢2009」や青ネギの栽培に活用。混入物が多い食べ残しからも別の装置でメタンガスを取り出し、発酵プラントで使う。讃岐うどんの世界で資源循環をほぼ完結させるのがポイントだ。

 同製作所は2年前からバイオ燃料の研究に取り組み、4日間でうどん200キロからエタノール60リットルを作る技術を確立した。

 うどんは、木材や植物など他のバイオマスに比べ、エタノール原料の糖になりやすく、池津英二社長は「うどんほどバイオ燃料に適したものはない」と言い切る。

 割り箸のリサイクルに取り組む「NPOグリーンコンシューマー高松」(高松市)がその成果を聞き、うどん店を展開する「さぬき麺業」(同)や運送会社などに声をかけてプロジェクトが動き出した。

 さぬき麺業の香川政明社長によると、うどんは製造量の3~5%が廃棄されており、大手の工場では年間1000トンを超える。大半が焼却処分されている。

 プロジェクトでは、県から約580万円の助成を受け、当面は同社の県内8店舗と2工場から出る年間10~15トンを処理。県内には約900のうどん店があり、並行して、うどん残さの回収を福祉施設に委託するなど、参加店の拡大に向けた仕組み作りも急ぐ。香川社長は「県内のうどんを、文字通り丸ごと循環させる夢に向かっていきたい」と話している。

  排水ではないですがうどんの残りの処理も大変なのでしょうね。償却処分していたものがエタノールとして利用できるのは良いですが、コストがどうなるかでしょうね。大手のうどんやさんならそうした費用を負担する体力もあるかもしれませんが、家族経営の店には大きな問題でしょう。
  いずれにしても時代が変わり、昔のように排水も残飯もそれほど問題にならなかった時代から後の処理まで費用が必要となると零細企業は手が出なくなりそうですね。それが香川のうどんの店の閉店に繋がっているのもあるのでしょうね。かといって、中国のような7色の排水を受け入れることはできません。

                          時代ですね!


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